HOME > 交通事故による様々な症状
交通事故による様々な症状
骨折
シートベルトをしていない状態で交通事故に遭うと、衝突の衝撃で胸部がハンドルやダッシュボードに当たり、骨折する場合があります。肋骨を骨折すると、息やせきをしたり、寝返りをすると胸のあたりが痛くなり、日常生活に支障をきたします。
肋骨の骨折は固定治療になり、完治までに1、2ヶ月を要します。
高齢者の方の場合は骨が弱くなっています。そんなことから、交通事故で腰部を圧迫骨折する高齢者の方もおみえになります。
脱臼
バイク事故の場合、事故の衝撃で路面に叩きつけられ、肩などを脱臼する患者さまがいらっしゃいます。
まず整形外科で画像診断をしていただき、接骨院で手技中心の治療を受けることをおすすめします。
むち打ち
交通事故によるケガは、ほとんどがむち打ちといわれています。特に追突された場合、体がまったく身構えない状態で衝撃を受けているため、正面衝突よりもケガの状態が重くなっている可能性があります。
事故当日より1、2日以降に症状が出やすいこともむち打ちの特徴です。その後、1ヶ月ほどは注意を払いましょう。特に、事故で頭部を打ちつけた人は要注意です。
まれに、慢性の硬膜化血腫になっている場合もあります。
むち打ちの主な特徴
首の筋肉や靭帯が伸びたり、断裂したりして捻挫してしまった状態のことを指します。
むち打ちは、大きく分けて以下の4つの症状に分けられます。
- めまい
- 吐き気
- 耳鳴り
- 首を動かすと気分が悪くなる
- 手のしびれ
- 力が入らなくなる
首の筋肉や靭帯が伸びたり、断裂したりして捻挫してしまった状態のことを指します。
むち打ちは、大きく分けて以下の4つの症状に分けられます。
脊髄症状型
頚椎の脊髄や、下肢につながる神経を痛めるタイプのむち打ちです。
下半身がしびれたり、知覚に異常をきたす場合もあります。
主な症状
下半身がしびれたり、知覚に異常をきたす場合もあります。
主な症状
- 歩行障害
- 知覚障害
- 下半身のしびれや麻痺
- 尿や便が出にくくなる
頚椎捻挫型
頚椎まわりの筋肉や靭帯などを痛める、交通事故でもっとも起こりやすいむち打ちです。
主な症状
主な症状
- 首や背中にコリを感じる
- 首の後ろが痛い
- 首を動かすと痛む
- 首や肩が動かしにくい、もしくは回らない
- 嗅覚の低下
- 頭痛、めまいがする
神経根症状型
頚椎部分のバランスが事故の衝撃で崩れたり歪んだりして、背骨の神経が圧迫されて痛みを伴うなどの症状が起こります。
主な症状
主な症状
- だるさ、倦怠感
- 後頭部、顔が痛む
- せきやくしゃみをすると痛みが走る
- 筋力の低下
- 手足や腕にしびれや痛みがある
バレー・リュー症状型
追突の衝撃で首の後ろにある交感神経を損傷すると、体調が悪化する場合があります。
交感神経は内臓に関係する神経で、さまざまな症状が現れます。
主な症状
交感神経は内臓に関係する神経で、さまざまな症状が現れます。
主な症状
- 難聴や耳鳴り
- めまい
- 頭痛
- 倦怠感
- 眼精疲労や目のかすみ
- 記憶力や集中力の低下
- 吐き気
- 声のかすれ
- 息苦しさ
大きな地図で見る
〒511-0862
三重県桑名市播磨 2461-1
【診療時間】
9:00 ~12:00/16:00 ~18:00
【休診日】
休診日:火曜日・日曜日・祝日
水曜午後、木曜午後、土曜午後